1×1=∞。[イチカケルイチハムゲン。]
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Latest Entries
学生の自己紹介
- Date
- 2010-04-06 (火)
- Category
- 思うこと
入学式を終え、今日はちょっと落ち着いてHR。
一人ひとり自己紹介した後、担任の先生と副担任(自分)も自己紹介。
専門はロボット工学です。と話した後、何人かの学生が話しかけて
きてくれた。やっぱこういうことに興味もってきてるんだなぁ。
カタリバに長く居たせいか、
自己紹介と言われると
・名前
・あだ名
・最近あった○○/好きな○○
の癖が付いている。
だからこそ、「よろしくお願いします」の一言だけで終わる学生を
見てるとちょっと残念。でもこれが当たり前か。
何人か、すでにはじけようとしている子もいて心強い。
全体的に、アニメ好き派とアニメ嫌い派に分かれていました(笑)
5年間共に過ごすメンバーへの最初の自己紹介。
自分が11年前になんていったかは覚えてないけど、
強烈に覚えているのはで学籍番号が一番だったから
いきなり日直で、掃除当番が回ってきたときに、
一緒にやるはずの後ろの女子にやっておいてと言われたこと。
未だに笑い話で引きずってます。しつこいって言われるけど(笑)
副担任でもあり、
1年生の実験担当でもあり、
寮の顧問でもあるので、
早くもっと学生から声掛けてきてほしいと思うのは
今のうちだけなような気が、過去の自分を振り返って書きながら思った。
だからこそ、もっと話しかけてみよう。
高専=高等教育機関
- Date
- 2010-04-05 (月)
- Category
- 日記
入学式、入寮式終わりました。
体育館に学生が緊張した面持ちでいる姿も、
その後ろで保護者の方が見守っている姿も、
なんか良かった。
入学許可のときに一人一人名前を呼ばれて返事して立つ。
たったこれだけなのに、ちょっと感動。
やっぱ、学校が好きです(笑)
職員紹介で自分の名前が呼ばれるのも、
教室で保護者に対して副担任として紹介されるのも、
なんか嬉しい。
始業式の新任教員挨拶、考えておかなければ。
何やってる先生なのか、ここでどんなことをするのか
しっかり伝えようと思う。
保護者に対して担任の先生が話していた言葉で印象的だったもの。
「高専は高等教育機関です。」
自分自身高専生だったから全く違和感なく、
当たり前だったけど、考えてみれば決して常識ではないのかも。
高専では学生のことを生徒とは言わず、学生という。
その点では大学と同じ。
高校は中等教育機関だけど、
高専は高等教育機関。
それだけ、自律が求められているということ。
最近の子は自立はできている。
でも、自律はいまいち。
そんな言葉を聞きながら、11年前。
高専の入学式にいた自分を思い出してた。
5年間、クラス替えがなく、同じメンバーで過ごす。
これがどれだけ濃密で、貴重な時間だったのか、
今になってよりわかる。
この高専では新任だけど、
高専OBとして、ロボット研究者として、
早く学生に顔と名前を覚えてもらえるよう、動きます。
ただ、今日は仕事が溜まっているので、
そろそろ帰宅して作業に取り掛かります。
カフェあたりがいいけど、近所にない。
これが問題。
インジケータ
- Date
- 2010-04-02 (金)
- Category
- 思うこと
勤務2日目。
そろそろ23時。
書類とか登録とか終わらせて一息ついた自分の研究室から更新。
3月まで学生で(まだ学生続くけども)
大学の研究室に所属していた自分が、
研究室を持つってなんかすごい。
自分の部屋と学生部屋。
青木研究室は2部屋あります。
今はモノも少なくて広すぎるけど、
徐々に設備を整えていきたい。
そして。
今日は青木研究室、立ち上げメンバーになってくれる学生が
決定。うれしい。3年間、一緒に頑張ろう。
研究室の中の整理も、それこそ自宅の整理も
終わってないけど、自分の部屋の前のインジケータだけは
作ろうと思って作った。
これまで見てきたいろんなインジケータを参考に
シンプルかつ意味のある、それでいてシャレのわかるもの
(になってるだろうか)
明日はカタリバ大学参加のため、帰京。
明後日は三者面談のため、休日出勤。
その前にまだお待たせしている仕事が多々あるので、
家に帰って作業に取り掛かります。
待たせている皆さん、ごめんなさい。がんばります。
【ご報告】先生になりました
- Date
- 2010-04-01 (木)
- Category
- 思うこと
6歳、小学校1年の時、将来の夢は「先生」と決めた。
16歳、高専1年の時、「高専の先生」になると誓った。
26歳、高専の先生の道が決まった。
そして今日。4月1日。先生として、辞令をもらった。
振り返ってみると、なんと一本道を歩んできたかと思う。
軸がしっかりしてるよね。
何度も言われてきた。
どうせ迷ったことのない先生になんて
俺らの気持ちわからないんだよ。
何度も言われてきた。
小学校の時は小学校の先生に、
中学校の時は中学校の先生、
高専の時は高専の先生に、
この程度の変化は周りから見れば大したことではないのかもしれない。
でも、迷った。
悩んだ。
教育学部に行くと決めたのに
工学部に。
塾の室長に誘われて
塾経営という道を考え。
意気込んで飛び級したものの、
成果が出せず、満期退学。
(ちゃんと学位は取ります笑)
先生になりたいやつが
教育現場を知らない。
教育にかかわっていないなんてあり得ない。
そう思い続けていろんなことに手を出した。
お前らなんかにこいつの担当は任せておけない。
受験生は全て俺が担当する!
なんて、粋がってた。
専門を持っていない教員のことをなめていた。
企業に就職することなんて、これっぽっちも考えなかった。
企業の人と働くと、何のために働いているんだろうと疑った。
第一志望群とかいう学生にいら立った。
でも、今、ここにいる。
それが全て。
書きたいことはまだまだたくさんあるけど、
今日、このタイミングでみなさんにきちんと
ご報告をしたく久しぶりにブログを更新。
高専の先生になりました!
でも、これからがスタートです。
専攻は
・ロボット共育工学
と
・地域創発コミュニケーション学
ロボット開発は一人ではできない。
先輩後輩の関係があって、
指導教員と学生の関係があって、
研究仲間、ライバルの関係があって、
初めてロボットは完成する。
共に育つ工学、その手段としてロボット。
このサイト名でもある1×1=∞。
自分ひとりの人間が、何か始めなかったら、
そこからは何も生まれない。
でも、どんな小さなことでもまずひとつ始めたら
何かが生まれるかもしれない。
誰かと何かコラボしたら、何か爆発的に起こるかもしれない。
クラスで創発を。
学科で創発を。
学校で創発を。
地域で創発を。
その手段はいうまでもなく、カタリ場。
憧れをきっかけに。きっかけを行動に。行動を決意に。
共に育つ日々をこれまでも、これからも描き続けます。
テーマ曲
- Date
- 2009-11-09 (月)
- Category
- 日記
作業が一息ついたので、コーヒー飲みながらyoutubeめぐり。
今、青木組のテーマ曲探してます。
以下候補曲。
聞きながらゴリゴリ作業するぞー。
応援歌/THEイナズマ戦隊
DOOR/コブクロ
let go 原曲ver.
let go 清水翔太ver.
創発ゼミ、青木組。
- Date
- 2009-10-27 (火)
- Category
- 思うこと
10月からスタートした創発ゼミ、青木組。
これまでの教え子たちが集まって何か動き出す。
4月からの正式発足に向けて只今準備期間。
創発とは本来複雑系の概念で、部分の性質の単純な総和に
とどまらない性質が、全体として現れること。
誰かと誰かが集まるだけで、何かが生まれる。
誰かが何か新しいことを始めることで、新たな何かが
始まること。
まさに、このサイト「1×1=∞。」
の意を得たり。
18歳から塾の先生、
20歳からカタリバスタート、
21歳から青木塾開始、
23歳から専門学校の先生、
25歳から高専の先生、
と色んなところで共育をしてきた
一つの結果がちょっとずつ現れてきました。
今までに指導した生徒、学生500人。
その中で、今も連絡の取れる教え子、100人。
改めて感謝をいいたい。
こいつらがいて、今の俺がいる。
青木組のコンセプトはただ一つ。
楽しくなければ意味がない。
楽しいだけでも意味がない。
活動内容は1つ。
メンバーが会わせたい人(≒恩師)にとにかく会いに行く。
とりあえず、会えば何かが生まれる。
・関係構築ができていなければ、会わせたいなんて思わない。
・仲間のことを知れば知るほど、仲間の恩師に会ってみたい。
今のそいつを作り上げた人に会ってみたい。
・純粋に、俺が教え子たちの恩師に会いたい。
ゼミ生へのメッセージはただ一つ。
「しんどいことをしんどいと言いに来い」
創発コミュニケーションを主としつつ、
いつでも、しんどいことをしんどいと言いに来れる場所。青木組。
正式に、先生という職業についたその日から、スタートします。
そんな青木組、ゼミ長の健太郎が早速やってくれました。
大学2年にして、FP2級完全合格。よくやった。
大学入学直後は遊びまくっていたこいつは
1年の終わりのころからなんか物足りないと言い始めて、
まずはがむしゃらに資格に挑戦してみるといった。
大学生活で一番頑張ったこと=資格取得
というやつは嫌いだ。
資格取得はあくまでステップだ。
そんなことをいいつつも、何か熱中できることを
見つけたこいつの顔を見てて嬉しかった。
そんなこんなでついに合格。
将来の仕事なんてまだわからない。
この資格がなんの役に立つかなんてわからない。
でも、その過程が大事。
そして、いつかこの資格も価値になる。
健太郎、おめでとう。